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VMAP Version 2.01 Copyright (C) 1989-91 by c.mos
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ＶＭＡＰ．ＤＯＣ
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■ ＶＭＡＰとは
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ＶＭＡＰは、メモリの利用状況を表示する、ＭＳ-ＤＯＳ汎用ツールです。
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今回、国内各社のＭＳ-ＤＯＳ Ｖｅｒ５（以降ＤＯＳ５と記述）の発売に合わせて、
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Ｖｅｒ２にバージョンアップ致しました。
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■ Ｖｅｒ２の主な改良点
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・ＤＯＳ５および各社仮想８６ドライバのＵＭＢに対応
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・ＤＯＳ４，５のＭＣＢ上のオーナー名に対応
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・ＤＯＳ４，５のデバイス・サブセグメントに対応
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・ＸＭＳのＨＭＡ、ＥＭＢ利用情報の表示
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・オプション指定により、コンベンショナル・メモリ、ＵＭＢ、ＥＭＳ＆ＸＭＳを
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それぞれ個別に表示
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・オプション指定により、複数ブロックの圧縮の抑止
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・１行単位にファイルハンドルで出力し、画面表示を高速化
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■ 起動方法
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A>vmap[Return]
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A>vmap <ｵﾌﾟｼｮﾝﾘｽﾄ>[Return]
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＜オプションリスト＞
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c: Conventional Memory コンベンショナル・メモリ
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u: Upper Memory Blocks (UMB) ＵＭＢ
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m: Conventional & Upper Memory cu と同等
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e: EMS & XMS ＥＭＳ＆ＸＭＳ
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n: No compress multi blocks 複数ブロックをまとめずに表示
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・オプションの前の「- /」は必要ありません。
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・何も指定しなかった場合は、全ての内容を表示します。
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・複数のオプションを続けて指定できます。ただし、重複した指定をしても、表示内容
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は重複しません。
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・上記以外の文字（例えば ? h）を指定すると、Usageを表示します。
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・文字コード20h～3Ehの文字（例えば - /）は無視します。
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■ 実行例
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1. PC-9801RA21, DOS3.3c, Memory-Pro386 Ver1.5
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A>vmap
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VMAP Version 2.00 Copyright (C) 1989-91 by c.mos
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addr PSP blks size owner/parameters hooked vectors
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---- ---- ---- ------ ------------------------- -----------------------------
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D201 D213 2 6544 sc b: /sa /! 12 13 1B
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D39C FF01 24 49536 <buffers>
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DFCC-E000 1 832 <free>
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--- UMB total: 56 KB ---
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1045 sys 1 8192 <config>
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1246 <-- 2 4528 command 22 23 24 2E
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1363 1 336 <free>
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137A <-- 1 1712 ezkey -f6 -k3 -@2 18 E0
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13E6 <-- 1 10656 CON 09 70
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||
1681 <-- 1 2608 vz -z 06 21 29
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1725-A000 1 560560 <free>
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----- EMS ver4.0 (frame: C000h) ----- ----- XMS ver2.00 -----
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handle pages size name HMA used: 25 KB by WX2K
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------ ----- ------ --------
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1 128 2048k MX1STAR5
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2 4 64k WX2K
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3 2 32k WX2
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4 32 512k VZ
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free 10 160k
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total 176 2816k
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2. IBM PC/AT互換機, DOS5.0/V, HIMEM.SYS, EMM386.SYS
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C>vmap mn
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VMAP Version 2.00 Copyright (C) 1989-91 by c.mos
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addr PSP blks size owner/parameters hooked vectors
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---- ---- ---- ------ ------------------------- -----------------------------
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B002 1 208 <free>
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||
B010-B7FE 1 32480 <free>
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||
C802-CFFE 1 32704 <free>
|
||
E003 sys 1 22832 smartdrv 13
|
||
E597 sys 1 1184 ramdrive
|
||
E5E2 sys 1 368 setver
|
||
E5FA sys 1 4336 ansi CON 1B 29
|
||
E70A <-- 1 15536 mouse /s30 0B 10 33
|
||
EAD6-F000 1 21152 <free>
|
||
--- UMB total: 128 KB ---
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||
026E sys 1 1184 himem
|
||
02B9 sys 1 8384 emm386 15 4B 67
|
||
04C6 sys 1 1488 <files>
|
||
0524 sys 1 256 <fcbs>
|
||
0535 sys 1 512 <buffers>
|
||
0556 sys 1 624 <lastdrv>
|
||
057E sys 1 1856 <stacks>
|
||
05F3 sys 1 64 <config>
|
||
05F8 1 96 <free>
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||
05FF <-- 1 5904 keyb JP,932,C:\DOS\KEYBOA 09
|
||
0771 <-- 1 2368 command n 22 23 24 2E 2F
|
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0806 1 64 <free>
|
||
080B 0771 1 512 command (env)
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082C 1 208 <free>
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||
083A-9FFF 1 621648 <free>
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3. IBM PC/AT互換機, DOS5.0/V, QEMM386 Ver6.0
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C>vmap
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VMAP Version 2.00 Copyright (C) 1989-91 by c.mos
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addr PSP blks size owner/parameters hooked vectors
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---- ---- ---- ------ ------------------------- -----------------------------
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B001-B7FF 1 32720 <free>
|
||
C801 <-- 1 22832 smartdrv 13 D8 EE EF
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||
CD95 <-- 1 1136 ramdrive
|
||
CDDD <-- 1 368 setver
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||
CDF5 <-- 1 4336 ansi 1B 29
|
||
CF05 <-- 1 15536 mouse /s30 0B 10 33
|
||
D2D1-DFFF 1 53984 <free>
|
||
F401-F800 1 16368 <free>
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--- UMB total: 144 KB ---
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026E sys 1 3072 qemm386 15 4B 67
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032F sys 4 1072 loadhi CON
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0376 sys 7 4896 <config>
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||
04AF <-- 1 5904 keyb JP,932,C:\DOS\KEYBOA 09
|
||
0621 <-- 3 2944 command 22 23 24 2E 2F
|
||
06DC-A000 1 627248 <free>
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||
----- EMS ver4.0 (frame: E000h) ----- ----- XMS ver3.00 -----
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handle pages size name HMA used: 61 KB by DOS
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------ ----- ------ -------- EMB free: 464 KB
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1 4 64k HMA
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2 128 2048k EMB2
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3 32 512k EMB3
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free 29 464k
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total 229 3664k
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■ 各種シンボルの説明
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--- タイトル ---
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addr メモリブロックの開始セグメント
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PSP メモリブロックのオーナーセグメント
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<-- :addrと同じ
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sys :オーナー 0008h のシステムコード、データ
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空き :フリーエリア
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-???? :フリーエリア終了セグメント
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blks 同じオーナーまたはサイズの、連続するメモリブロック数
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size メモリブロックのバイト数
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owner オーナー名
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parameters 実行時のパラメータ（CONデバイスの場合はデバイス名）
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hooked vectors プログラムがフックする割り込み番号
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（<...> タイプのオーナーの場合は表示しない）
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--- オーナー名 ---
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<free> フリーエリア
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<config> config.sys
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command command.com
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(env) 環境エリア
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<buffers> ディスクバッファ
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<files> FILES= |
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<fcbs> FCBS= | ＤＯＳ４，５の vmap n で表示
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<lastdrv> LASTDRIVE= |
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<stacks> STACKS= |
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--- ＥＭＳ ---
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handle ＥＭＳハンドル番号
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pages 使用ページ数
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size 使用ページの合計Ｋバイト数
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name ハンドル名（EMMver4.0使用時）
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frame: ページ・フレーム開始セグメント
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--- ＸＭＳ ---
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HMA used: ＨＭＡの使用メモリサイズ、オーナー名
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EMB free: ＥＭＢのフリーメモリサイズ
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・ＥＭＢがサポートされていない、あるいはフリーエリアがない
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場合は、表示しない。
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・最大ブロックサイズがそれと異なる場合は(max: ?KB)を追加表示。
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■ テクニカルノート
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◇複数ブロックの圧縮について
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少ない行数で可能な限り多くの情報を表示するために、以下の方法で複数のメモリ
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ブロックを１つにまとめて表示します。
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1.同一オーナーセグメントの連続するメモリブロック
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2.同一ＭＣＢオーナー名の連続するメモリブロック（ＱＥＭＭのloadhi対応）
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3.９６バイト以下のフリーエリアを、直前のブロックへ追加
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4.ＵＭＢ内で、連続する同一サイズのメモリブロック（Melwareのaddbuf対応）
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5.デバイス・サブセグメント内の、デバイスドライバ（'D','E'）以外のブロック
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オプション「n」を指定すると、4.以外の圧縮を抑止します。
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◇ＵＭＢ開始セグメントの判定方法
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ＤＯＳ５のＵＭＢ開始セグメントは、末尾のＭＣＢリンクからの次のＭＣＢリンクで
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容易に判定できますが、Memory-Pro386、ＱＥＭＭ等の仮想８６ドライバでは、知る事
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ができません。このため、ＭＣＢの最上位から、Ｆ００００ｈまで１０００ｈ（４ＫＢ
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単位）で'M'をサーチし、次のＭＣＢリンクの先頭も'M'または'Z'になっているかどう
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かで、ＵＭＢの開始セグメントを判定しています。
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◇ＵＭＢのＲＯＭエリアの判定方法
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ＵＭＢ内のＭＣＢでは、ＤＯＳ５も含めて、「ＲＯＭエリアかどうか」を知る共通の
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手段がありません。このため、メモリブロックの開始・終了セグメントが、××００ｈ
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の場合にＲＯＭエリアと判定しています。
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◇ＨＭＡの使用情報の表示
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ＨＭＡは、オーナー名、使用サイズ等を知る方法が用意されていません。従って
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次の方法で情報を取得しています。
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使用サイズ： ＨＭＡの末尾から０をスキャンして、０以外の部分まで使用されている
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とみなす。このため、状況によってかなり不確定な値となる。
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オーナー名： ＤＯＳ５では、ファンクションでＤＯＳがＨＭＡ内に存在するかどうか
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知る事ができる。それ以外は、FFFF:0012h からの文字列を表示する。
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◇ディスクバッファの判定方法
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仮想８６ドライバ付属のツールで、ＵＭＢ内にディスクバッファを確保した場合の
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判定は、AH=52h,int21hで取得されるディスクバッファの先頭ポインタからリンクを
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たどって行ないます。ディスクバッファの構造は、ＤＯＳのバージョンに依存します
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ので、この機能はＤＯＳ３でしか動作しません。
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◇ＰＳＰパラメータ内のコマンド名
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ＤＯＳ３では、ＴＳＲが環境エリアを解放すると、コマンド名が取得できなくなり
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ます。このため、ＴＳＲの多くは、ＰＳＰのパラメータエリアに、自身のコマンド名を
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コピーしています。
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ＤＯＳ４，５では、ＭＣＢのオフセット８以降に、コマンド名が自動的に書き込まれ
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ます。したがって、ＶＭＡＰＶｅｒ２では、これを参照してオーナー名を表示します。
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こうなると、パラメータエリアにコピーされたコマンド名が重複して表示される場合が
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ありますから、パラメータエリアの先頭がスペース以外であれば、次のスペースまでを
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スキップしています。
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■ メモリタイプの概説
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・コンベンショナル・メモリ
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通常６４０ＫＢの、いわゆる「メインメモリ」。
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・ＵＭＢ（Upper Memory Blocks）
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６４０ＫＢ～１ＭＢ内の未使用エリアに、３８６やハードウェア機能でＲＡＭを割り
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当てて利用するもの。ＤＯＳ５で標準対応。
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・ＥＭＳ（Expanded Memory Specification）
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６４０ＫＢ～１ＭＢのエリアに６４ＫＢのエリア（ページ・フレーム）を取り、
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ここに拡張メモリから１６ＫＢ、４ページをマッピングして利用するもの。
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・ＸＭＳ（eXtended Memory Specification）
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２８６、３８６のリアルモードで、１ＭＢ越のプロテクトメモリを利用する規格。
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次にあげるＨＭＡとＥＭＢの規格が含まれる。
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・ＨＭＡ（Hign Memory Area）
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セグメント FFFFh からの６４Ｋ－１６バイト。１ＭＢ内のメモリと同等に
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アクセス可能。ただし、１つのプログラムしか入れらない。
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・ＥＭＢ（Extended Memory Blocks）
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プロテクトメモリの指定サイズを確保し、メインメモリとのブロック転送によって
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利用するもの。
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■ 配布条件
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・本プログラムはフリー・ソフトウェアです。転載・再配布は自由ですが、改変を
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施した場合の再配布は禁じます。
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・雑誌、市販製品への添付も自由ですが、その場合は必ず作者へご一報ください。
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・本プログラムソースコードは、「ＶＺエディタＶｅｒ１.５７、ソースアップデート
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キット」に含まれます。ソースファイルの取り扱い規約は、そちらのドキュメントを
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参照してください。
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■ 謝辞
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・ＨＭＡの使用メモリサイズの取得方法は、K-CRAFT氏作「MS.COM ver3.12」の
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ドキュメントを参考にさせて頂きました。
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・Memory-Pro386はメガソフト(株)の製品です。
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・Melwareは(株)メルコの製品です。
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・ＱＥＭＭはQuarterdeck Office Systemsの製品です。
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■ 参考文献
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Addison Wesley UNDOCUMENTED DOS
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Microsoft Press MS-DOS Programmer's Referemce Ver5
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Microsoft Press MS-DOS EXTENSIONS (Programmer's Quick Reference Series)
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■ 変更履歴
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Ver2.00 (91-11-29) Ver2 最初の配布版
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Ver2.01 (91-12-16) ＶZエディタVer1.57 ＤＯＳ／Ｖ版に添付
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・デバイスドライバで、パラメータエリアにゴミが表示される場合がありました。
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★ Melware Ver4.7xをお使いの方へ
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Melware Ver4.7xのMELEMM.386の環境下では、ＶＭＡＰがメインメモリの内容を
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表示した時点でハングアップする場合があります。
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これは、ＸＭＳファンクション07h（Query A20 Line State）をコールすると
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ドライバ内部でハングアップするためで、ＶＭＡＰ側では対処できません。
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また、Ver4.7xでは、EMB Freeの値が正常に表示されないものがあります。
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Ver4.8のMELEMM.386では、上記の不具合は解消されています。
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メルコでは、Melware Ver4.8へのバージョンアップを行なっているようですので、
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Melwareをお使いの方は、バージョンアップをお薦めします。
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91/1/8 兵藤嘉彦
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日経ＭＩＸ c.mos
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End of vmap.doc
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